ベビースイミングの自由時間って、結構長く感じませんか?
他のママ・パパとお喋りしていてもいいんですが、その時間を利用して、個別練習をやってみてはいかがでしょうか?
ただ、水泳未経験のパパママにとっては、お子さんのためにはどんな練習メニューがいいのかよくわかりませんよね。そこで今回は
- ベビースイミングでのおすすめ練習メニュー
- それぞれのメニューの目的
- 各メニューの意識するポイント
を紹介します。
おすすめメニュー①水中パス
水中パスは、水に潜ったまま移動する練習です。この練習の目的は「息を止めて潜る」ことに慣れることです。通常は大人2人で子供を手渡しするやり方ですが、親子でやる場合は、大人も一緒に潜って浮かびましょう。
これができるようになると、水に潜る恐怖心がなくなり、親がついていれば深いプールにでも遊びに出られるようになります。
おすすめメニュー②ボビング
ボビングは、プールの床を蹴ってジャンプし、水面から顔を出して呼吸する練習です。
この練習の目的は「息継ぎ」に慣れることです。特に、水中では鼻から息を吐くことを意識しましょう。「ブクブクー」「パッ」とリズムよく声をかけ、補助が必要な場合は手をつないで一緒にその場でジャンプしましょう。
これができるようになると、深いプールに行っても溺れることがなくなり、練習の幅が広がります。
おすすめメニュー③けのび
けのびは、壁や床を蹴って進む練習です。実際の水泳でも、スタート直後はけのび姿勢(ストリームライン)になります。正しい蹴伸びの姿勢は下記の通りです。
- 腕を伸ばして頭の上で手を重ねる
- 腕の中に頭を沈める(後頭部まで)
- ももと足首をあわせる
スクールによって教え方は様々ですが、特に「頭を沈める」ことを教えていない指導者が多いので注意しましょう。けのびが正しくできるのとできないのとで、後の泳ぎのフォームは天と地ほどの差が出ます。お子さんが小さい頃から、間違ったけのびにならないように、しっかり教えてあげてください。
けのびの正しい姿勢に関する解説は、下記の記事にて紹介していますので、ご参照ください。

おすすめメニュー④バタ足
スイミングの進級試験などで、最初の鬼門になるのが「バタ足」です。しかし、感覚を覚えてしまえば間違えるほうが難しいくらいなので、小さいうちからその感覚を覚えてしまいましょう。バタ足は、下記の順にひとつずつ意識してましょう。
- 一定のリズムで足を動かす
- 足を開かない
- 足が曲がったままにしない
- 膝ではなく、ももから大きく動かす
- ナナメに足を動かさない
(進路を変えるときは、腕の方向を変える) - 上半身は最小限の動きにする
いきなりすべてできるわけではありませんが、せめて3までは悪い癖がつかないように矯正していきましょう。4以降は慣れないと補助するのが難しいと思うので、上のクラスに進級したらコーチに教えてもらえればいいと思います。
まとめ

これであなたの子は、だれよりも早く成長すること間違いありません。
でも、生まれ持った体格や性格にもよるので、焦らずコツコツ頑張りましょう。
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