安いトライアスロン用ウォッチおすすめ5選!カシオやタイメックスなど紹介!

トライアスロン

これからトライアスロンを始めようとしていてGPSウォッチを探している人は、下記のような疑問をお持ちじゃないでしょうか?

  • 種類が多すぎて選べない
  • 安いものも高いものもあるけど、何がちがうの?
  • とりあえず安いものを購入してみても大丈夫?
  • 安い機種だと何がいけないの?

こんな疑問をお持ちの方に向けて、「安いトライアスロン用ウォッチ」の特徴やおすすめ機種を紹介します。全部読めば、あなたの疑問が解消されて、初めてのトライアスロン用ウォッチが決められるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

安いトライアスロン用ウォッチの特徴

ここからは、

「安いトライアスロン用ウォッチだと何がいけないの?」

と考えている人の疑問を解消するため、安いトライアスロン用ウォッチの特徴について解説します。

【結論】安い機種でも大丈夫!必要な機能だけあれば良い!

まずは結論を伝えます。トライアスロン用ウォッチは「安くても大丈夫」です。以下では安いトライアスロン用ウォッチの具体的な特徴を説明しますが、必要だと思わなければ高いトライアスロン用ウォッチを購入しても満足できません。逆に言えば、「あなたが求める機能があれば、安いトライアスロン用ウォッチでも問題ない」と言えます。

特徴1:タッチ決済/音楽操作などの機能がない

最新モデルで高価格帯のモデルでは、スマホと連動してSuicaやクレジットカードのタッチ決済機能が搭載されているものがあります。他にも、スマホで音楽を流しながらランニングする場合には、手元のウォッチで音楽操作できる機能がついているモデルもあります。これらの機能は、そのウォッチを日常的に使っていて電車の乗り降りをよくする人にとっては便利な機能ですし、ランニング中に頻繁に曲を変えたい人にとってはストレスなく音楽とトレーニングを楽しむことができます。

ただし、そんな人はかなり稀で、実際には「日常使いの時計は別のもの」や、「ランニング中の音楽は固定されたアルバムやプレイリストを流しているだけ」の人が大半ではないでしょうか。そのため、これらの高機能を求めなければ、安いウォッチでも問題ありません。

特徴2:表示項目が少なくてスッキリ

次に、高価格帯のウォッチの特徴として、「表示項目が多い」というのがあります。ランニング中であれば、

  • 距離
  • ペース
  • ラップタイム
  • 心拍数
  • ピッチ

などの様々なステータスを表示することができますが、安いウォッチには、これらの表示を同時に表示できなかったり、そもそも心拍数計測機能がついていなかったりします。

もちろん、様々なパラメータを駆使しながらペース配分やトレーニングメニューを考えることは非常に重要なことですが、それはかなり厳しいレースで上位を狙うアスリートに限られます。多くのトライアスリートは、「あとどれくらいの距離でフィニッシュなのか」「ラップタイムやペースが普段と比べて速いのか遅いのか」が気になるところですが、それ以外のパラメータはそれほど重要ではないでしょう。そのため、まずは機能がそれほど多くない安いトライアスロン用ウォッチを使って、トライアスロンの競技を楽しむことから始めるのが良いでしょう。

特徴3:見た目がシンプル

高機能なトライアスロン ウォッチは、様々なボタンがついていたり、ディスプレイが大きくてそれを駆動するバッテリが大きくなってしまうのが特徴です。一方、モデルにはよりますが、安いトライアスロン用ウォッチはディスプレイや機能がそれほどハイスペックではないため、全体的にコンパクトでシンプルなデザインのものが多いです。そのため、トライアスロン用ウォッチを選ぶ上でもデザインを気にしてシンプルなものを選びたい場合は、あえて安いトライアスロン用ウォッチを選ぶのもおすすめです。

トライアスロン用ウォッチの主な機能

安いトライアスロン用ウォッチを購入する上で、最低限必要な機能は抑えておきたいですよね。ここからは、トライアスロン用ウォッチとして必要な機能について解説します。

機能1:トライアスロン / マルチスポーツモード

トライアスロン用ウォッチはレース中のペースを把握する目的で使いますが、ランニングウォッチやダイバーウォッチは、トライアスロンのような種目の異なるスポーツの計測を行うのは苦手です。同じ計測データとして複数の種目を切り替える機能を「トライアスロンモード」「マルチスポーツモード」と呼びますが、トライアスロンのレースに使うものとしては、このモードが搭載されているウォッチを選ぶのがおすすめです。スイムだったら、「100mごとのラップペース」が気になりますし、バイクなら「瞬間時速」や「平均時速」が気になります。ランなら「1kmごとのラップペース」を意識しますよね。このように、トライアスロンでは競技ごとに必要な表示内容が異なることが特徴です。そのため、トライアスロン用ウォッチとしては「競技ごとに表示を切り替える機能=トライアスロンモード」が必要になります。

機能2:防水機能

トライアスロンのスイムパートは、川や海などで行われます。また、バイクやランでは補給の水分や汗などで腕に水がかかることも珍しくありません。いうまでもなく、防水機能は必須になります。したがって、安いウォッチを探しているからといっても、防水機能なしではトライアスロンに使うことができないので注意しましょう。

機能3:GPS機能

GPS機能は、移動距離を把握するために必要です。ウォッチは時間を図ることが得意ですが、距離を計測できなければ「ペース(=距離÷時間)」を計算できません。トライアスロンはプールで行う競泳やトラックで行われる陸上競技とは違って、今自分のいる位置がどこかを把握する手段がないため、GPS機能が必要になります。

機能4:心拍数計測

これは、必ず必要な機能ではありませんが、あったら何かと便利な機能なので、機種選びで迷ったらこの機能が搭載されているものを選ぶことをおすすめします。トレーニングであれば、メニューを決めるために負荷を設定することが重要です。しかし、客観的な指標がなければ、自分に甘くしてメニューを楽にもできてしまいますし、必要以上に追い込んでしまって継続できないようなメニューになってしまうこともあります。心拍数を理解した上でペースを設定することで、トレーニング効率をさらに向上させることができます

また、レース中には普段と異なる地形やコンディションのため、自分の調子や適切なペースを掴むことが難しい場合があります。感覚だけではオーバーペースになってしまったり、余力を残しすぎてしまうことがあるので、レース中においても心拍数で自分を客観視してペースをコントロールすることは重要です。そのため、もし迷うようだったら心拍数計測機能がついているトライアスロン用ウォッチを選ぶことがおすすめです。

トライアスロン用ウォッチを選ぶポイント

トライアスロン用ウォッチは多すぎてなかなか選ぶのが難しいですよね。機種やモデルごとにどういう機能が違うのか説明し、どう選べば良いかポイントをかいせします。

選ぶポイント1:GPSの種類

GPSと言えば、「位置情報を測位するシステム」ということで知られていますが、ウォッチに搭載されているGPSは大きく分けて2種類あります。

GPS

一つが「GPS」ですが、これはアメリカが管理する人工衛星のデータを元にした情報です。特に何も昨日の説明がない場合はこちらのGPSが搭載されているモデルである可能性が高いです。

GNSS

もう一つが「GNSS」と呼ばれるもので、これはロシアが管轄している人工衛星「GLONASS」などの世界各国の人工衛星の情報を元にしたシステムです。特に何も記載されていないウォッチは「GPSのみ」を使っていますが、「GPS(GNSS)」などと表記されているものは、位置情報がより正確になっており、さらに起動してから利用できるようになるまでの時間も短いと言った特徴があります。

ちなみに、僕が昔使っていたGPS機能付き(GPSのみ)のサイコンは位置情報を捕捉するためにバイクを路上にセットして5分ほど放置してやっと走り出せるレベルでした。今使用しているウォッチはGNSSですが、計測を開始して5秒くらいで捕捉完了して走り出すことができます。それくらいの違いがあるので、可能ならば「GNSS」のものを選びましょう

選ぶポイント2:バッテリ稼働時間

バッテリ駆動時間は、競技時間に合わせて十分なものを選ぶようにしましょう。特に、ロングやミドルの場合は半日程度のバッテリ稼働時間が必要なため、それに対応しているウォッチを選ぶ必要があります。

選ぶポイント3:心拍計の種類

心拍計が搭載されているモデルには「胸」と「手首」で計測する方式があります。個人的におすすめなのは、手首で計測する方式のものです。

種類1:胸で計測するモデル

胸で計測する方式のモデルでは、ウォッチとは別に計測用のバンドを装着しておく必要がありますが、より正確に心拍数が計測できます。ただし、胸のバンドを装着し忘れたり電池が切れていたりすると計測ができないことがあるため注意が必要です。

種類2:手首で計測するモデル

一方、手首で計測するモデルは本体裏に搭載されているセンサで計測するため、ウォッチを装着していれば計測できるので、装着し忘れや電池切れによって計測できなくなるトラブルを回避できます

選ぶポイント4:アプリ連携

トライアスロン用ウォッチは、メーカーによって連携できるアプリが異なります。アプリの使いやすさによってトレーニングやレースの分析の効率に大きく影響するので、連携できるアプリを把握しておくことは重要です。おすすめは「Strava」との連携が可能なものです。Stravaはウォッチのメーカーとは無関係のアプリですが、ランニングやバイクなどの多くのアクティビティに対応したアプリです。さらに、同じコースを走った他のアスリートとのランキング機能などもあるので、単調なトレーニングでもゲーム感覚で続けられるため、モチベーションを維持しやすい工夫がされています

トライアスロン用ウォッチおすすめ5選

おすすめ1:ForeAthlete745 | Garmin

ForeAthlete745は、Garminの人気シリーズForeAthleteから2020年に発売したモデルです。

Suica決済機能搭載で5万円弱

上位機種に搭載されるSuica決済機能を搭載しても実売価格5万円弱〜と、かなりお得なトライアスロン用ウォッチです。

VO2Max計測可能

VO2maxは最大酸素摂取量のことであり、持久系アスリートにとって重要な指標です。呼吸や心肺機能に関わる数値のため、数値目標を立てて日々のトレーニングに挑むことで着実にレベルアップできます。

VO2maxの数値を利用したトレーニング方法は下記の記事で紹介しているので参照ください。

おすすめ2:VANTAGE V | POLAR

POLARのVANTAGE Vは、トレーニングに集中したいランナーにとって心強いウォッチです。心拍数計測やGPSなどの基本的な機能を搭載しており、68gと計量かつ40時間のバッテリー稼働時間と、トレーニングやレースのパフォーマンスをあげるのに効果的です。

モデルチェンジで半額に値下げ!

定価が8万円弱でしたが、モデルチェンジにより旧モデルとなって半額(4万円弱)近くで販売されているのでお勧めです。

脚力を可視化する「ランニングパワー」計測

ランニングのパフォーマンスを可視化できる「ランニングパワー」を搭載しており、トレーニングの振り返りが容易です。ラントレーニングはコンディションやルートによって左右されてしまい、実力が向上していることがわかりにくいので、レベルアップの指標として大活躍です。

おすすめ3:Phys LAP MEMORY 120 | CASIO

CASIOのPhysはランニングウォッチですが、LAP MEMORY120は10気圧の防水機能がついたモデルなのでトライアスロンでも使用できます。機能はシンプルですが、デザインがすっきりしていて人気のウォッチです。装着していても気にならないようなコンパクトで軽量なモデルを探している人にはおすすめです。

ソーラー充電システム

Physにはソーラー充電システムが搭載されているので、充電する必要がありません。トライアスロン用ウォッチといえばGPSを使用するのでバッテリ消費が激しく、使うたびに充電しておく必要があります。充電し忘れてトレーニングやレース当日を迎えると絶望することもよくあること。ソーラー充電であれば、そんな心配はなく、いつでも気軽に使うことができます。

超軽量モデル(46g)

本体はタイムのみが表示できる簡素な作りになっているため、他のウォッチと比べるとコンパクトで薄型のため、装着していてもあまり気になりません。腕時計が苦手な人にもおすすめですが、トライアスロンでは特にランの時に腕時計が軽量であることでパフォーマンスが上げられるので、軽量モデルであることは大きなメリットになります。

おすすめ4:アイアンマンエッセンシャル | TIMEX

TIMEXのアイアンマンシリーズは、本体に「IRONMAN」のロゴが入っていて、まさに「トライアスロン専用」とされるモデルです。ラップ計測が可能なのでトライアスロンにも使用できますが、1万円切りとかなりお得なウォッチです。さらに、クリントン元大統領が就任時に装着していた時計としても有名で、ビジネスシーンにおいても兼用できるモデルです。トライアスロンだけでなく、普段使いとしても活用したい方にとっておすすめです。

バンドがベルクロで装着しやすい

腕時計の固定方法にも様々ありますが、アイアンマンエッセンシャルのバンドは面ファスナーでくっつけるタイプの「ベルクロ」になっていて、気軽に装着できます。他のウォッチにはなかなかない方式なので、腕時計を装着するのが得意でない人にでも馴染みやすいモデルです。

表示が大きくて見やすい

表示されているのは時刻・曜日・日付のみなので、それぞれの表示が大きくて見やすく、トライアスロンの競技中に見るのにストレスになりにくいです。他のウォッチでは、同じような大きさのディスプレイに様々なデータが表示されているため、一つ一つの情報が小さくなってしまい、走っている最中に見にくかったりしますが、このモデルではチラッとディスプレイを見るだけでタイムが把握できるようになっています。

おすすめ5:SUUNTO 5 | SUUNTO

SUUNTO5はおしゃれなトライアスリート必見のウォッチです。心拍数計測、GPSなどの基本的な機能を搭載していますが、男らしぐゴツゴツしたデザインで人気のモデルです。

地図を表示できる

アプリ経由で目的地を入力しておくことで、ウォッチで地図の確認ができます。バイクトレーニングやトレッキングなどで有効的な機能で、重宝します

個性的なカラーデザイン

SUUNTOはおしゃれな人が日常使いするウォッチとしても人気ですが、このSUUNTO5においても個性を出せるデザインであり、カラーバリエーションが秀逸です。中でも個人的におすすめなのが「グラファイトカッパー」です。高級感のあるブロンズカラーの本体とバンドもレトロな感じで統一されていて、おしゃれで個性的なルックスが◎です

まとめ:安くてもこだわりのアイテムを使うことが大事!

最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事で紹介した選ぶポイントやおすすめ商品を参考に、こだわりのアイテムを選びましょう。

高機能なウォッチはたくさんあるし、毎年新モデルが出て目移りしやすいですが、必要な機能さえ備わっていれば十分なので、どうせなら自分が気に入って長く使えるものがおすすめです。

また、GPSウォッチは価格帯的にはプレゼントとしてもおすすめなので、彼氏or旦那さんがトライアスリートの人もぜひチェックしてください。

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