こんにちは。ぴるです。今回は、トライアスロンの大会に出場するために必要な手続きの流れを説明します。これまで出場経験がない人でもこの記事を読むだけでいつでも大会に出場できるようになります。なお、今回は多くの方がデビュー戦として選ぶOD(オリンピックディスタンス)について紹介いたします。ODってなに?という方は、下記の記事に解説があるので参照ください。
大会スケジュールの確認方法
大会情報を調べる
トライアスロンの大会は年間約28試合開催されています。
大会情報はJTU公式サイトの「エイジランキンググループ対象大会」で確認しましょう。
実際にサイトに飛ぶと上記のように大会が一覧でまとめられています。来年からトライアスロンを始められようとされている方は、デビュー戦の開催地と時期を検討できます。なお、開催日程は毎年1,2週間は前後することがあり、開催地も変更になる場合があります。細かいことは、実際に参加する大会の正式エントリー関連ニュースを追っておく必要があります。
デビュー戦の選び方
デビュー戦としてオススメする大会の条件は下記通りです。
時期:4-6月の大会
7-9月は例年猛暑が予想される時期であり、炎天下でトライアスロンには過酷なコンディションとなります。初出場のレースで脱水症状や熱中症による途中棄権(DNF)では悲しいので、せっかくなら気候的に競技に集中しやすい春からデビューするといいかと思います。
曜日:日曜日
各大会には「競技説明会」があります。初めてレースに出られる方はこの説明会への参加をお勧めします。説明会ではコース・ウェットスーツ着用・ドラフティング・トランジションの注意点などの説明があります。多くは前日に行われるのですが、土曜開催の場合は前日が平日のため、当日の早朝に行われる場合があります。初めてレースに参加される方にとって、当日の朝は準備やエントリーなど未知の作業ばかりになるので、バタバタしていて説明会に集中できなかったら、不安なままレースが始まってしまうのでお勧めしません。
開催地:自宅から近いエリア
初めて出場する方は、期待と同じくらい「コースを間違えないか」の不安が大きいかと思います。その不安を少しでも軽減させるため、前日までに「コースの下見」などをしておくのが有効かと思います。慣れてくると、ある程度の情報収拾から推測して、直前に試走すればなんとかなってしまうのですが、始めは下見を見越して、レース会場に当日以外にも行くことを想定して自宅の近くを選ぶことをお勧めします。
(できれば)大会区分:AまたはB
JTU公式大会には「大会区分」があり、前年度の参加者数などによって決まる競技規模を表す指標があります。主観ではありますが、良い大会はスタッフ数が多かったりやシステムがしっかりしている場合が多いです。初めて出場される場合は「アナウンスがない」「会場スタッフに聞いても教えてもらえない」などの環境では困ってしまいますので、可能であれば大会区分も気にしておいた方がいいかと思います。また、参加者数が多いと言うことは人気の試合であると言うことになりますので、観光の充実、コース中の景色、交通の便などがいい大会であると予想できるので、デビュー戦をいい思い出にするためには重要な要素になるかと思います。
JTUの登録方法
まずはJTU会員登録のページに進んでください。
なお、JTU登録を行うと、自動的に各都道府県での会員登録が完了します。東京都在住の方であれば「東京都トライアスロン連合」の横にある「JTU登録」へ進んでください。都道府県ごとに料金は異なりますが、フォームに従って情報入力と支払いが完了すれば、会員登録完了です。会員登録が完了すると「JTU会員登録情報(3・2・5桁/チェックコード2桁)」が発行されます。この番号を使って各大会へのエントリーを行うので、必ず忘れないようにメモか保存をしておきましょう。なお、以前は会員証が発行されて郵送してきたのですが、現在ではweb上のみの管理になります
大会へのエントリー方法
シーズンになると、大会ごとの公式ページからエントリーを行うことができます。大会ごとに操作方法や入力内容が異なりますが、多くの場合共通していますので、だいたいの流れを紹介します。
スケジュールから、大会公式サイトにアクセスすると、「ENTRY」と書かれたタブがあります。更に進むと「LAWSON Do Sports!」の申し込みページに進むので「エントリー」をクリックしてください。そこからはフォームに従って必要情報の入力および支払いを完了させれば、エントリー完了となります。
当日までにやること
JTU登録および出場するレースが決まれば、諸々の手続きは完了です。あとは、当日に向けて機材の準備やトレーニングの見直しなどを行うだけとなります。なお、必要機材については別の記事にまとめてあるので、そちらで確認してください。
まとめ
トライアスロンデビューって意外と簡単にできてしまうんです。僕も、思い立ったその日にJTU登録、その翌週には本大会にエントリーできてしまったくらい簡単です。デビューを考えている方は、難しいことは考えずにまずは手続きだけでもすませてしまい、大会までにトレーニングや準備を間に合わせる、というやり方でもいいかもしれません。
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