
アスリート
3競技もあるし、ルールがいろいろありすぎてなにから調べていいかわからない…
大会に出場したいだけなんだけど、最低限覚えるルールってなんだろう?
今回の記事ではそんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 各種目ごとのルール
- あったほうがいい道具
自己紹介

この記事を書いている僕は、トライアスロン歴6年目です。
デビュー2年目で年代別入賞し、日本代表にも選ばれたことがあります。
僕自身、トライアスロンデビューしたばかりの頃はいまいちルールがわかっておらず、大会に出場してもどこか不安が残っており、競技を最大限に楽しみきれていませんでした。
何度か大会に出場して、競技説明を受けているうちに、公式ルールやローカルルールなどが分かるようになってきて、今では大会に全力で挑めています。
今回の記事では、大会出場を目前にして、ルールに不安があるあなたに、競技ごとの基本的なルールをわかりやすく解説します。
なお、すべてのルールを細かく把握したい場合は、JTUの競技規則を見てください。
JTU Web Magazine - 社団法人日本トライアスロン連合 -
公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)オフィシャルホームページ。トライアスロン競技の海外国内の記録および競技日程、選手、エントリー手続きのご案内等。
競技全般のルール
- トライスーツのフロントジッパー禁止:競技中に胸部をみだらにはだけさせる行為は禁止
スイムのルール
- 小休憩:ブイ、コースロープ、停止中のボートなどにつかまって休むことができる
(※捕まりながら移動するのは禁止) - ウェットスーツの生地厚み:5mmを越えるもの(スキューバ用など)は使用できない
スイム→バイクトランジションのルール
- バイク乗車位置:バイク乗車ライン”を超えてから”乗車する
(※片足をペダルに乗せる行為も”乗車”とみなされます) - ヘルメット着用タイミング:バイクをラックから下ろす前にヘルメットを着用する
(※「着用」とは、あごのストラップを装着することを指す) - トランジションエリア内で立ち止まらない:選手通路で立ち止まることは禁止
- 持ち込み禁止のもの:競技と無関係のもの(クーラーボックスなど)の持ち込み禁止
バイクのルール
- ドラフティング禁止:空気抵抗を軽減できるドラフトゾーンでの走行を禁止されている
(※ドラフティング禁止ルールの大会に限る) - ドラフティングゾーンの定義:①バイク後輪の最後部から後方5m ②両サイド1mの計2m
追い越しの基準:
20秒以内(スタンダードの場合)に限り、ドラフトゾーンに侵入できる - 右側から抜き、追い越した選手を10m以上(スタンダードの場合)引き離す
- センターラインのはみだし禁止:故意か偶然かに関わらず、セントレアの事故の原因にもなりました
- 禁止されている装着物:前照灯、リフレクター、ベルなど競技に無関係な装備は装着禁止
- (ローカルルール)ペットボトルの装着禁止:直接吸引できないボトルは禁止とする
- (ローカルルール)ゼッケンベルトの向き:バイクパートでは、ゼッケンを背中側につける
バイク→ランのトランジション
- バイクを降車位置:バイク降車ラインよりも”手前“でバイクから降車する
- ヘルメットを脱ぐタイミング:バイクラックにバイクをかけるまで、ストラップを外してはいけない
ランのルール
- つかんではいけないもの:支柱、木やその他の固定物を支点としてつかみ、カーブを回ってはいけない
- 単独フィニッシュ:選手は、単独でフィニッシュラインを走り抜く
(ローカルルール)同伴フィニッシュ:大会の競技規定に従い、他の選手に影響を与えない範囲で行う - (ローカルルール)ゼッケンベルトの向き:ランパートでは、ゼッケンベルトをおなか側につける
まとめ
いかがでしたでしょうか?まずは、最低限これだけ理解しておけば、心配せずに大会に出場できます。
ローカルルールも数多く存在するので、やはり大会ごとに開かれる『競技説明会』に参加することを推奨します。
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