【元スイマーが語る】トライアスロンスイムパートで楽に泳ぐためのフォーム解説

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アスリート
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トライアスロンデビューしたのはいいけど、水泳なんてこれまでやってこなかったから、正しいフォームとかよくわからない。
どこに力をいれたら楽に泳げるようになるんだろう?

今回は、こんな悩みを解決します。

本記事の内容

  • 水泳の主な苦手ポイント
  • ポイントごとの原因解説
  • フォーム改善方法

自己紹介

この記事を書いている僕は、トライアスロンデビュー2年目です。
デビューして2年で年代別入賞し、日本代表に選ばれたこともあります。

僕の得意種目はスイムで、スイミングスクールの0歳コースから数えたら30年近く水泳をやっています。
中学、高校では全国大会にも出場しており、現役時代はバタフライの選手として毎日厳しい練習に励んでいました。

高校卒業後は、アルバイトとしてスイミングコーチをやっており、0歳からおじいちゃん、おばあちゃん、全国大会を目指す選手コースの指導をしていました。

公営プールで泳いでいると、おじいさんおばあさんに話しかけられて、即席無料レッスンすることもしばしばありますが、泳ぎを教えるのは嫌いじゃないので、結構それが楽しかったりします。

ということで、厳しいレース向きの泳ぎから、泳ぎが苦手な人までまんべんなく指導してきた経験があり、みなさんの苦手意識はだいだい把握できていると思っています。

そんな経験を生かして、この記事では、みなさんのフォームの改善のため、苦手なポイントに合わせた正しい改善方法を、わかりやすく解説します。
また、具体的な練習メニューの参考例は、別の記事にまとめてあるので、参考にしてください。

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海で泳ぐのが怖い

トライアスロンは学校のプールの授業と違い、足のつかない海や川で行われます。
そのため『おぼれたらどうするんや…』『途中で休憩はできんのかい…』など、
心配されている方も多いですが、安心してください。なんの努力も必要ありません。
スイムパートではほぼ全員がウェットスーツを着用します。

ウェットスーツの効果

  • 水に浮かぶ
  • 防寒、遮熱効果がある
  • なにかにぶつかったときにも衝撃を緩和してくれる

実際、僕の知り合いのトライアスリートにも、プールだと200mほどしか泳げない人もいます。
ウェットスーツを着ればロングのスイムパート(約3km)もクリアできているので、その効果は十分といえるでしょう。

息継ぎができない

“息継ぎ苦手問題”はトライアスリートに限らず、多い相談です。
相談者はほとんど決まった理由なので、心当たりがある方はぜひ参考にしてください。

※写真はイメージです

症状:体が沈んでいる
原因:水面から顔を上げてしまっている
   顔が上がる → 足が沈む → 呼吸が難しくなる
対策:”肩”に体重をかける
   肩が沈む → 足が浮かぶ → 全身が水面に近づく → 呼吸が楽になる

『肩に体重をかける』とは?

分かりやすいイメージで言うと『寝そべって本を読む姿勢』に近いバランスのことです。
反対に、腰やお尻に体重をかける(ママチャリにのる姿勢)と、顔が上がって足が沈みます。

すぐにバテる

これはトライアスリートによくある相談です。
公営のプールで泳いでいるおじ様おば様には相談されることが少ないように思います。

症状:25m前後でバテて失速or泳ぐのをやめてしまう
原因:ピッチ(腕や足を動かす速さ)の上げすぎ
   ピッチの上げすぎ → 無駄な動きが多くなる → 必要以上に体力を消耗する → すぐにバテる
対策:”最低ピッチ”を知る

自分の最低ピッチを知る方法

ビート板をつかみ、普通のピッチでバタ足する。
だんだんゆっくりとピッチを落としていき、足が沈む程度のピッチを確認する。
逆に、ゆっくりしたピッチからスタートし、だんだんピッチをあげてもOK。
→ 『案外、さぼってても浮かべるんだ!』という自覚が得られれば目標達成です。

スピードがでない

これは上級者によくある相談ですが、レベルや個人によってポイントが異なります。
思い当たるところがあれば、参考にしてください。

ストリームラインができていない

クロールの泳ぎ方を忘れてしまった大人のための「クロール再入門講座」 | Tarzan Web(ターザンウェブ)

ストリームラインとは、”けのび”のときの姿勢のことです。
両手を重ねて腕を伸ばし、腕の中に頭を沈めてアゴを引きます。
指先から足先までが一直線になるイメージで、水面と並行になるような重心を保ちます。
けのびで7〜10mくらい進めるようになれれば合格です。

きれいなストリームラインができていれば、そのままのバランスを保ちながら泳ぐだけで、
余計な力が抜けているため、水の抵抗が減ってスピードが出ます。

キャッチでうまく水をつかめていない

キャッチとは、手を入水するときの動作のことです。
画像は悪い例なので注意してください。キャッチは『小指から入水』するのが正解です。
画像のように『親指から入水』すると、力が矢印のように手が外側に逃げて、推進力が弱まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?どれか心当たりがあったんではないでしょうか?
水泳は、ランやバイクほど努力値の差が出にくく、少しの意識で劇的にタイムが変わる競技です。
試合直前や、トライアスロンで伸び悩んだときにはフォームを見直してみるといいかなと思います。

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