トライアスロンをこれから始めようとしている人も、既にトライアスロンデビューしている人も、トライアスロンがどのように誕生し、今ほど発展しているのか知らない人は多いのではないでしょうか?この記事では、以下のような疑問を解決します。
- トライアスロンはどうやって生まれたの?
- トライアスロンの名前の由来は?
- トライアスロンはどのように発展してきたの?
- トライアスロンで初めて行われた大会は?
- トライアスロンはどのように発展してきたの?
- トライアスロンは日本ではどのように発展したの?
記事をすべて読めば、さらにトライアスロンについての理解が深まり、
- 早く大会に出たい!
- もっと強くなれるようトレーニングしたい!
- トライアスロン仲間にも教えたい!
と感じる事間違いなしです!トライアスロンについてもっとよく知り、モチベーションを上げるためにもぜひ最後まで読んでください。
トライアスロンの起源・名前の由来
トライアスロンは3つの種目を組み合わせた競技で、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ランの3種目を連続して行い、その合計タイムで競います。では、なぜこんなにキツイ競技が誕生したのでしょうか?ここからは、トライアスロンの期限と名前の由来について解説します。
トライアスロンの起源
トライアスロンの起源は、1970年代のアメリカ・ハワイにあります。海軍士官のジョン・コリンズとその妻が、ハワイのオアフ島で行われていた3つの競技会
- ワイキキスイムクラブの約3.86kmのオープンウォータースイム
- オアフ島一周(約185km)の自転車レース
- ホノルルマラソン(約42.195km)
を同時に行うことを提案しました。これが、現在の『アイアンマン・トライアスロン』の始まりとなりました。
コリンズ海軍士官・・・絶対鬼コーチだ・・・
部下たちに強制出場させていた光景が目に浮かぶ・・・
参考サイト:トライアスロンの起源と歴史|オリンピック競技の起源
トライアスロンの名前の由来
「トライアスロン」という名前は、ギリシャ語の「tri-」(3つの)と「athlon」(競技)を組み合わせたものです。つまり、「3つの競技」を意味します。この名前は、3つの異なるスポーツを組み合わせたこの競技の特性を的確に表しています。
トライアスロンの発展
トライアスロンは、その誕生からわずか数十年で、世界中のアスリートから愛されるスポーツに成長しました。その発展の中で、特に重要な転機となったのが、アイアンマンレースの開催と、国際トライアスロン連合(ITU)の設立です。ここからは、トライアスロンの発展について解説します。
アイアンマン:トライアスロン史上初の大会
1978年、ハワイで初めてアイアンマンレースが開催されました。このレースは、
- スイム:2.4マイル(約3.86km)
- バイク:112マイル(約180km)
- ラン:26.2マイル(約42.195km)
という、非常に過酷なコースで行われました。このアイアンマンレースは、トライアスロンの可能性を世界に示すとともに、トライアスロンがただのスポーツ以上のもの、すなわち、人間の精神と肉体の限界を試す挑戦の場であることを証明しました。
今では「ロングディスタンス」と呼ばれる競技ですが、
元々は「トライアスロン=ロングディスタンス」だったんですね!
ちなみに、第一回大会では出場者はたったの15名で、完走者は12名です。翌年に行われた第二回大会ですら出場者は50名で、悪天候によって出走者が15名でした。
やっぱりコリンズ先輩の部下しか出場してないんじゃ・・・?←
今のアイアンマンKONAは1800人も出場するビッグイベントなので、
当時とは比べ物にならないほど人気のスポーツになりましたね。
国際トライアスロン連合(ITU)の設立とオリンピックへの道
1989年には、国際トライアスロン連合(ITU)が設立されました。ITUの設立は、トライアスロンが国際的なスポーツとして認知されるきっかけとなり、トライアスロンのルールや大会の標準化を推進しました。そして、ITUの努力により、2000年のシドニーオリンピックから、トライアスロンは正式なオリンピック競技となりました。この出来事は、トライアスロンがただのスポーツから、世界中のアスリートが挑戦するスポーツへと発展するきっかけとなりました。
2000年に初めてオリンピック競技になったんですね!
意外に最近の出来事でびっくり!
ちなみに、2000年シドニーオリンピックといえば、
女子マラソンで高橋尚子選手(愛称:Qちゃん)が金メダルを獲得した大会ですよね。
日本トライアスロンの歴史
トライアスロンは、その発展の過程で世界中に広がり、各国で独自の発展を遂げてきました。ここでは、その中でも日本におけるトライアスロンの歴史と発展に焦点を当てて解説します。
日本におけるトライアスロンの始まり
日本で初めてのトライアスロン大会は、1981年の「皆生トライアスロン(鳥取県)」です。この大会は、アメリカのアイアンマンレースに触発された日本のアスリートたちが、自らの手で開催したものでした。初めての大会は、参加者も観客も少なかったものの、その後、日本全国でトライアスロンの大会が開催されるようになりました。
「海外でヤバイスポーツが流行ってるらしいぞ!」
「日本人って社畜気質だし、日本でも流行るんじゃね?www」
みたいな会話が当時されていたんですかね?笑
参考サイト:トライアスロンの歴史を深掘り!正式種目として実施された日本
トライアスロンに挑戦する日本の有名人
トライアスロンはプロのアスリートだけでなく、さまざまな職業の人々が挑戦する競技ですここでは、日本でのトライアスロンの発展に貢献する日本の有名人を紹介します。
安田大サーカス団長安田
お笑い芸人として知られる安田大サーカスの団長安田さんは、ロードバイク好きが講じて、トライアスロンを始めました。過去には年代別日本代表を目指してトレーニングに励む企画も放送されており、それを見てトライアスロンを始めた人も多くいます。
近藤雅彦
元ジャニーズのアイドルである近藤雅彦さんは、「ロングディスタンス」の大会に出場し、完走するなどの実績を持っています。また、年代別のトライアスロン代表として、ロングディスタンスのトライアスロン世界大会にも出場した経験があります。
道端カレン
モデルの道端カレンさんは、国内大会でも女子総合優勝を果たしたことがある実力者です。その美しいルックスからは想像できないほどのトライアスリートです。
堀江貴文
実業家の堀江貴文さんもまた、トライアスロンに挑戦しています。2015年にデンマーク・コペンハーゲンのアイアンマンレースに出場し、完走した経歴を持っています。
村上春樹
作家の村上春樹さんもまた、トライアスロンに挑戦していたことで知られており、冬はマラソン、夏はトライアスロンを楽しんでいたという話は有名です。ニューヨークシティマラソン3時間31分、村上笹川トライアスロン3時間04分の記録を持っています。
トライアスロンから派生したスポーツ
トライアスロンの人気と認知度の高まりは、新たなスポーツの誕生を促しました。その中でも特に注目すべきは、デュアスロンとアクアスロンです。
デュアスロン
デュアスロンは、トライアスロンの一部であるランとバイクの2つの種目を組み合わせたスポーツです。デュアスロンは、ラン、バイク、ランの順に行われ、トランジションもトライアスロンと同様に重要な要素となっています。デュアスロンは、特にスイムが得意でない人々や、冬季や水泳施設がない地域でのトライアスロンの代替として人気があります。
アクアスロン
アクアスロンは、トライアスロンのスイムとランの2つの種目を組み合わせたスポーツです。アクアスロンは、スイムとランの順に行われ、トランジションはスイムからランへの変更のみが必要です。アクアスロンは、特にバイクが得意でない人々や、自転車を持っていない人々にとって、トライアスロンへの入門として人気があります。
まとめ:トライアスロンの歴史と発展
トライアスロンは1970年代のハワイで生まれ、2000年からオリンピック競技になっている、まだまだ発展途上の競技であることがわかっていただけたかと思います。さらに、日本国内でのトライアスロン大会を主催するJTUや、多くの有名人の活躍によってトライアスロンの人気は徐々に高まっていることもわかっていただけたでしょうか。
あなたもトライアスロンの大会に出場して、今後のトライアスロンの発展に貢献し、一緒に業界を盛り上げてくださると嬉しいです。
トライアスロンのトレーニングや大会出場のモチベーションが上がったら、
下記の記事でトレーニングや大会出場方法を確認してすぐに行動に移しましょう!
鉄は熱いうちに打て!です。
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